a_ne_haの日記

読んだ本の感想を書いています。

強運の持ち主

瀬尾まいこさんの『強運の持ち主』を読みました。


占いとはお客さんの背中を押してあげればいいことと理解した。


作中で主人公がお客さんに対して言った、「運はあまり良くないから周りの人の運を取り込もう」みたいなセリフがグッときた。


最終的には、主人公も周りの人を頼れるから占いの結果に頼らなくてもよいと思い始めている。


いろんな人の悩みごとに対して、背中を押してあげられる占い師という職業は素敵だなと思った。


人々の心の拠り所として、占いは存在し続けてほしい。