a_ne_haの日記

読んだ本の感想を書いています。

2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

暗いところで待ち合わせ

乙一さんの『暗いところで待ち合わせ』を読みました。人との繋がりはとても大事なものだと気づかされました。私は1人でいるのが好きだと自分で思っていました。そのため、学校でも、職場でも、家でもあまり人と関わることなくこれまでを生きてきました。集団…

ジャッジメント

小林由香さんの『ジャッジメント』を読みました。社会のルールや世間の目を気にしている鳥かごの中の鳥のような自分に気づかされました。わたしは幼い頃からやりたくもなかったバスケットボールをやらされ続けていました。「途中でやめるのは悪だ」という日…

総理の

原田マハさんの『総理の夫』を読みました。日本初の女性総理大臣の夫が日々の生活を日記形式で綴っていく物語でした。1番印象に残っているのは「慢心とは意識しない瞬間にこそ生じるものなのだ」というセリフです。私自身の生活を振り返ってみても、慢心にな…

ボクたちはみんな大人になれなかった

燃え殻さんの『ボクたちはみんな大人になれなかった』を読みました。過去の出来事を思い出し、自らの経歴を振り返る主人公の物語でした。劣悪な環境下で働いていた過去、共に苦難を乗り越えた友人、いつも心の支えになっていた恋人。時代に飜弄されながら生…