a_ne_haの日記

読んだ本の感想を書いています。

プロパガンダゲーム

根本聡一郎さんの『プロパガンダゲーム』を読みました。


相手を叩いて陥れても良い結果にはならないと思わされた。


短期的に見れば良い結果に見える場合もあるが、長期的に見るとやってやりかえされの繰り返しになると感じた。


双方が納得する解決方法を考えるのはとても難しいことであるが、双方が納得する形で決着をつけなくてはいけないと思う。


相手を陥れるよりも、互いに協力しあえることができれば、結果的に自らの影響力が広がり、利益を生み出すことができると思う。


もうひとつ、この小説を読んで感じたのは、他人を見下してはいけないということです。


自分より物事を把握していない人に説明する場合でも、その人に合った言葉でわかりやすく献身的に伝えていくべきだと思った。


そのようにできる人こそが人望がある人であり、自分が困った時に助けてもらえるような人なのだと思う。


私自身も、自分の発する言葉に気をつけて生活していきたい。