戸村飯店青春100連発
瀬尾まいこさんの『戸村飯店青春100連発』を読みました。
率直にいうと、最高に面白かったです。
今の自分にはぴったりな小説で、とても元気づけられました。
やっぱり関西弁で書かれたような文はリズム感が心地よくて元気になってしまいます。
とても真理めいた言葉が多いと感じました。
「親だから兄弟だからって、好きなものが一緒というわけではない。折り合いが合わないものも、波長の違いもある。」
わたしは家族といるのがあまり心地よくなく、できることなら家を出たいと思っていました。
波長も合わないし、生活も合わないし。とても窮屈な思いをしています
そこでこの言葉を読み、家族だからといって必ずしも同じようにすればいいわけではないと思えました。
自分にとってはなによりも励みになる言葉でした。
「一緒にいる人に、共に働く人に、認められていると思えるのはとてもとても貴重なことだ」
お互いに認め合えるような人たちと過ごしていきたいです。
そのためにも自分の美点を探し求めていきたいと思います。