a_ne_haの日記

読んだ本の感想を書いています。

月光

誉田哲也さんの『月光』を読みました。


ミステリーでは珍しく最初から犯人がわかっています。


この小説の面白いところは人間関係や人間心理といったところにあると思います。


「要するに性とは、突き詰めれば征服欲なのだと悟った」


この言葉が恋愛における真理なのだと感じました。


突き詰めすぎてもだめ、突き詰めなさすぎてもだめなのだと思います。


恋愛における感情をコントロールするのは難しいとは思いますが。


このようなミステリーをもっと読んでみたいです。