2019-01-18 遮光 中村文則さんの「遮光」を読みました。ページ数が100〜150ページほどであっという間に読み終わりそうだなと思っていました。しかし、内容が衝撃的で、長編小説を読みきったような読後感でした。愛を突き詰めすぎると人は狂人になってしまう可能性があると思いました。愛のために周りが見えづらくなってしまうためなのでしょうか。愛する人の後を追うことは愛と呼べるのでしょうか。死後の世界はあるのでしょうか。いろいろなことを考えさせられる小説でした。